何者かになりたい人が見落としていること|正解は一つじゃない

気づく
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バニーちゃん
バニーちゃん

最近、このままでいいのかなって、ずっと思ってて。でも何がしたいのかも分からなくて。

先生
先生

それはしんどいですね。答えが出ないまま考え続けるのが、一番疲れますから。

バニーちゃん
バニーちゃん

資格取ろうかとか、何か習おうかとか考えるんですけど、調べるだけで半年経ちました。仕事と家の往復で、趣味もなくて。このまま何者にもなれない気がして。

先生
先生

半年も考え続けたんですね。それだけ真剣だったということですよ。
ただ、その「何者か」の考え方を少し変えると、だいぶ楽になるかもしれません。

この記事で扱うテーマ

みんな同じ状態 動けない理由 何者かの正体 今日からできること

みんな、同じことを書いている

ネットで検索すると、同じ言葉が並びます。

手に職もない平凡なOLで、趣味はあるけどどれも中途半端
(28歳・女性)
「俺の専門はこれです」と言い切れるほどの実績もまだない
(27歳・男性)
特にやりたいことも、これからどうしたいのかもわからない
(28歳・女性)

言い方は違っても、中身は同じです。
自分を一言で説明できない。

数字でも同じ結果が出ています

20代の男女1,000人に聞いた2026年の調査です。

仕事で成長したいと思っている53.7%
なりたい自分が明確にある7.8%

出典:ヒューマンホールディングス「Z世代の仕事観と自分らしさに関する調査2026」

成長したい人は半分以上。
でも、なりたい自分がある人は13人に1人だけです。

「何かしたいけど何かは分からない」が、20代の標準です。

焦るのに動けない理由

バニーちゃん
バニーちゃん

少し安心しました。でも、だから動けないって話にはなりませんよね。

先生
先生

そうですね。動けない理由のほうは、はっきりしていますよ。

リクルートワークス研究所が若手社会人に話を聞いたところ、ほぼ全員から同じ2つの言葉が出てきたそうです。

若手から出てきた2つの願望

① ありのままでいたい
② 何者かに早くなりたい

この2つ、逆を向いています。

ありのままでいたいなら、変わる必要はありません。
何者かになりたいなら、今のままではいられません。

アクセルとブレーキを、同時に踏んでいる状態です。

半年動けなかったのは、意志が弱いからではありません。構造的に動けません。

「何者か」は、一個じゃない

ここで、そもそもの話をします。

「何者かになりたい」と考えるとき、探しているのはたった一つの肩書きです。

名刺に書ける何か。一言で言える何か。

でも、精神科医の熊代亨さんは著書『何者かになりたい』でこう書いています。

アイデンティティとは、自分を構成する要素である。
そしてその要素は、多い方が良い。

一個ではなく、集まりだという話です。

しかも同書では、その要素は特別である必要はないとも書かれています。どこにでもあるもので構わない、と。

自分の要素を数えてみる

今の自分を並べてみてください。

仕事。住んでいる場所。家族。続けている習慣。好きな音楽。行きつけの店。

どれも平凡です。ただ、この組み合わせは他の誰とも同じではありません。

だとすると、やることが変わります。

やることの転換

❌ 正解を1つ探す
⭕ 要素を1つ増やす

探すのをやめて、足せばいいだけです。

今日から足せるもの

バニーちゃん
バニーちゃん

足すって言っても、何を足せばいいんでしょう。

先生
先生

何でもいいんです。合わなかったら、別のを足せばいいので。

正解を選ぶわけではないので、気楽に考えて大丈夫です。

  • 1何か学び始める
  • 2今ある要素に気づく
  • 3小さく作って、人に見せる

ちなみに、働いている人が勉強に使う時間は1日平均7分です。少し動くだけで、上位側に入ります。

すでに持っている要素に気づいていないこともあります。

考え方をずらしてくれる2冊

本を1冊読むのも、要素が1つ増える行動です。

1冊目は他人の評価から降りる話。「何者かになりたい」の裏側には、たいてい誰かの視線があります。

2冊目は時間の話。人生は80年生きても約4,000週間しかない、という前提から始まります。

まとめ:探すのをやめる

バニーちゃん
バニーちゃん

ずっと、何かひとつ見つけなきゃと思ってました。だから選べなかったんですね。

先生
先生

正解を1つ選ぼうとすると、誰でも手が止まります。足すだけなら、間違えても損しませんよ。

今日の内容を整理します。

  • 1成長したい人は53.7%、なりたい自分がある人は7.8%
  • 2「ありのままでいたい」と「何者かになりたい」を同時に持っている
  • 3だから動けない。意志の問題ではない
  • 4アイデンティティは一個ではなく、要素の集まり
  • 5探すのをやめて、1つ足す

何者にもなれていないと感じるのは、「何者か」をたった一つに絞って探しているからです。

要素なら、今日から足せます。

半年考えて何も始まらなかったのは、正解があると思っていたからです。

足すだけなら、迷わなくていい。

次に読む

「何者にもなれていない」という焦りのほかにも、年収で比べて焦る、仕事に満足できない、理由の分からない不安など、焦りにはいくつかの種類があります。あなたの焦りがどれに近いか、こちらで確かめてみてください。

バニーちゃん
バニーちゃん

とりあえず本を1冊買ってみます。それなら今日できるので。

先生
先生

いいですね。半年止まっていた人が動いたので、それだけで十分な変化ですよ。

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