
PayPayにつないだ銀行口座からお金を抜かれたという投稿を見ました。私も銀行とつないでいるので、解除したほうがいいのか迷っています。

不安になりますよね。結論から言うと、被害の入り口になっているのは、スマホに入れてしまった偽アプリです。銀行連携を解除する前に、今日できる対策が3つありますよ。
PayPayの不正送金を防ぐ3つの対策
PayPayが利用者に呼びかけている対策は、次の3つです。
- 1公式ストア(App Store・Google Play)以外からアプリを入れない
- 2スマホを外から操作できる権限(VPN、アクセシビリティなど)を許可しない
- 3「支払い」「友だちに送る」「チャージ」に利用可能額を設定する
出典:ITmedia NEWS(PayPay連携口座から不正送金)
※2026年10月30日時点の情報です
この記事では、次のことを紹介します。
- PayPayで何が起きたのか
- 利用可能額を設定する手順(運営者が実際に設定した画面つき)
- 銀行連携は解除するべきか
PayPayで何が起きたのか
10月下旬、Xで「親のPayPayが不正利用され、ひも付けた銀行口座のお金をすべて盗られた」という投稿が広がりました。
これを見て、銀行連携を解除する人も出ています。
PayPayは取材に、ウイルスに感染したと疑われるスマホからの不正送金が、8月ごろから増えていると答えています。
入り口は、公式ストア以外のサイトやリンクから配られる偽アプリです。
例として、TikTokの偽アプリ「TikTok 18+」が挙げられています。
偽アプリを入れるとスマホが乗っ取られ、身に覚えのない送金や支払いをされるおそれがあります。
出典:ITmedia NEWS(PayPay連携口座から不正送金)

ここがポイント
被害は「偽アプリを入れる」「スマホを操られる」「お金を動かされる」の3段階で起きます。どこか1つで止められれば、被害を防いだり小さくしたりできます。
たまにしか使わない人ほど気づきにくい
運営者にも、このニュースの感想を聞いてみました。

私もPayPayを銀行口座と連携して使っています。ただ、普段は他のキャッシュレス決済を使うことが多くて、PayPayは一応入れているだけという感じです。




だから、気づかないうちにお金を抜かれても、すぐには気づけなさそうで怖いなと思いました。
たまにしか開かないアプリは、被害に気づくまで時間がかかりがちです。
だからこそ、あまり使わない人ほど、使える金額に先に上限をかけておくのが効きます。
PayPayの利用可能額を設定する手順
運営者が実際に設定してみました。数分で終わります。
手順1 アカウントを開く
ホーム画面の右下にある「アカウント」をタップします。


手順2 3つの項目をオンにする
「利用可能額の設定」を開き、「支払い」「友だちに送る」「チャージ」のうち、設定したい項目をオンにします。


手順3 1日と1か月の金額を決める
項目ごとに、1日あたりと1か月あたりの金額を決めて「設定する」をタップします。


手順4 上限に達したときの動きを選ぶ
最後に、上限に達したときの動きを選びます。「取引を一時保留する」にすると、上限を超える取引がいったん止まり、続けるかキャンセルするかを自分で選べます。






PayPayを普段使うことがないので、3つとも1日1万円、1か月5万円に設定して、上限に達したら一時保留にするようにしました。
上限を上げたり解除したりするときは、そのたびに顔認証などが必要です。
PayPayの銀行連携は解除するべき?
銀行連携を解除すれば、口座から勝手にチャージされる道は断てます。
ほとんど使わないなら、解除も選択肢の1つです。
ただし、スマホが乗っ取られてしまうと、狙われるのはPayPayだけではありません。
偽アプリから銀行アプリを不正利用される被害も、銀行各社が注意を呼びかけています。
解除だけで安心せず、最初の3つの対策とセットで考えるのが大事です。
もし怪しいアプリを入れてしまったかもと思ったら、PayPayの取引履歴に身に覚えのない送金や支払いがないか確認しましょう。条件に当てはまれば、PayPayの補償を申請できる場合があります。
出典:ITmedia NEWS(PayPay連携口座から不正送金)
便利な道具は守り方を知って使い続ける
新しいサービスには、こうした不安なニュースがつきものです。
怖くなって全部やめてしまうより、仕組みを知って自分で守り方を決められる人のほうが、便利さを味方につけられます。
今日の数分の設定は、その小さな一歩です。ネットの安全に関するニュースは、こちらの記事でも解説しています。


まとめ:設定5分で被害の上限を決めておこう
- 1被害の入り口は、公式ストア以外から入れた偽アプリ
- 2スマホを外から操作できる権限は許可しない
- 3利用可能額を設定して、被害の上限を先に決めておく
- 4たまにしか使わない人ほど、設定しておくと安心
PayPayを使い続けるかどうかは、あなたが決めていいことです。ただ、どちらを選ぶにしても、今日のうちに設定だけは見直しておきましょう。

